HIVの母子感染 |
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HIVの母子感染妊婦検診を受けるのが怖い・・・赤ちゃんにHIVは感染するのか?、HIVに感染しても妊娠できる? 1. 妊婦検診を受けるのが怖い・・・ほとんどの産婦人科では妊娠3ヶ月頃に初期検査を行います。検査の中でもHIV検査は妊婦さん自身の同意のもとで受けることができます。大半の方はHIV検査を受けられますが、中には検査を受けない方もいます。 妊娠初期にHIVに感染していることがわかれば、お母さんは適切な治療を受けられますし、赤ちゃんに感染しないように対策をとることができます。 検査を受けずに感染していることを知らないでいると、生まれてくる赤ちゃんにHIVが感染していた場合、何の治療も行わなければ約半数が1年以内にエイズを発症し、その後の治療にもかかわらず約半数が亡くなってしまいます。 2. 赤ちゃんにHIVはうつるの?HIVに感染していることに気づかないで出産すると赤ちゃんへの感染率は約30%、妊娠初期に感染がわかると1〜2%と言われています。妊娠中から母子感染を防ぐための適切な対策をとれば、ほとんどの赤ちゃんが感染せずに生まれてくると言えます。 適切な対策とは、具体的には「レトロビルという薬の内服など+帝王切開+断乳」です。レトロビルによる母子感染予防としては、妊娠中の妊婦さんのレトロビルの内服、分泌時にはレトロビルの点滴投与を行い、生後6週間は赤ちゃんにレトロビルシロップの経口投与を行います(レトロビルの内服が問題のない患者さんのみ)。レトロビルによる母子感染予防を実施した場合の感染率は約8%なのに対し、なにも治療をしなかった場合の感染率は約25%という報告があります。 分娩は、日本では帝王切開が推奨されています。この帝王切開は計画的に行うもので、陣痛が始まってから緊急に行う帝王切開ではありません。陣痛が始まってからでは胎盤から漏れる血液により子宮内の赤ちゃんに感染する可能性があるからです。帝王切開による感染率は1.3%に対し、経膣分娩の感染率は25%とのデータもあります。 赤ちゃんが生まれたら、HIVに感染しているか調べる必要があります。検査は出生48時間以内、2週間後、2ヵ月後、3〜6ヵ月後の4回行います。陰性であれば9割以上の確率で感染していないと言えますが、最終診断は1歳6ヵ月時点で行われます。 育児については、赤ちゃんに母乳をあげることは避けなければいけません。母乳にもHIVが含まれているからです。断乳して粉ミルクで育てる必要があります。また妊娠中に母親に投与した抗HIV薬の赤ちゃんへの影響は、まだよくわかっていないので定期的に小児科で受診することが必要です。 3. HIVに感染しても妊娠できる?では、HIVに感染している女性はパートナーに感染させることなく妊娠することはできるでしょうか?これには人工授精という方法があります。現在日本では、婚姻している夫婦の女性のみが感染者であるケースを対象に国立国際医療センターで行われており、すでに分娩例もあります。 この方法は、パートナーへの感染を防ぐことができるだけでなく、お母さんとなる女性の状態の良い時期に妊娠・分娩を計画的に行うため、適切な母子感染予防策をとることができます。そして赤ちゃんへの感染率をより低くおさえることができる可能性があります。 性病検査キットはSTD研究所がおすすめ性病検査キットを用途別で探す
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